はちみつが出来るまで

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外勤組の働きバチは花から蜜を吸って集めます。蜜を巣へ持ち帰る旅の間に、ミツバチはすでに蜜胃と呼ばれるお腹の中で転化酵素を分泌し、花蜜は分解されて成分が変化していきます。巣に戻ると今度は、内勤組の働きバチがこの分解作業を続けます。蜜を口先と蜜胃の間に行ったり来たり何度も噴出することで花蜜の余分な水分を蒸発させます。このような作業を20分ほど行った後、ミツバチは花蜜の小さな粒を巣房に吐き出しはじめますが、この段階でも水分の蒸発と成分分解は同時進行し、湿度が17−8%になった時点で巣房にワックス(蜜ろう)で蓋をします。このようなミツバチが酵素を加え水分を蒸発させる工程を経て、花の蜜はようやく、水分20%以下、糖分70%以上、酸やミネラル等を約6%程含む、ハチミツへと生まれ変わるのです。

知ってた?
内勤の働きバチたちは35−45週間の生存期間中常に、1つのタスクにつき2−3日を費やす数々の仕事予定を順番にこなしていきます。生まれて12−15日目が経った働き蜂は、蜂の巣を作る材料となる蜜ろうを、分泌腺から放出します。この蜜ろうも採集され、クリーニングされた後ロウソク、家具や靴磨き、化粧品や薬剤製品などの材料として使われています。