Suomalaiset hunajatuotteet

ミツバチの感覚

視覚

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ミツバチは頭部両側に大きな複眼を、頭部てっぺんに3つの単眼を持っています。複眼は数千もの隣接した筒形をしたラッパ状の個眼の集合体で、そのいわば望遠鏡のような筒一つ一つの表面部分がレンズになっています。3つの単眼にはそれぞれに一つずつのレンズがあります。一つ一つの個眼は視界のほんの一部しか認識することができません。そのため、ミツバチに見えるイメージ像は、様々な明度や色彩の小さなドットの組み合わせで構成された、いわば合成像です。別の言い方をすれば、ミツバチはいわゆるモザイク像を見る目を持っていると言えます。一つでも多くの個眼が視界にある対象物を捉えれば捉えるほど、ミツバチの対象物の認識度は高くなります。それ故、ミツバチは非常に近影でのみ対象物を良く見ることができ、単一の像よりもバラバラな像、静止しているものより動いているものの像を結びやすいという性質を持っています。ミツバチは、スペクトル派長(光線の波長)を受光でき、黄色、青緑、青、紫、紫外線を識別することができます。また波長の範囲内でそれぞれの色と色の間の影ー中間色ーを識別することもできますが、主な色調ほど明確には識別できません。ミツバチには赤い色はグレーに見えますが、採蜜対象となる赤い花というのは、正確には赤紫色をしているので、ミツバチはそれらをブルー、もしくは紫外線の反射として認識します。

ミツバチは対象物の形を識別することはできませんが、方角を定める際にそれぞれの対象物の所在位置を目安として利用します。すなわち、ミツバチは前後左右、上下を認識することができるのです。巣から餌のある花に移動するまでの系列的な変化を辿って、正確に目的地に到達するミツバチの能力は、このような複眼の機能に支えられています。

触覚

ミツバチは、全身を覆っている微小触覚器官をもった毛、とりわけ触覚アンテナを使って、外部の触感を認識します。毛のセンサーが、対象物を認識し、それに対する体の位置を測り、動きを決め、重力方向との相互関係の中で体の位置を調節します。ミツバチは触覚の機能により、どのくらいお腹の中が花蜜で満たされいるかなどの体の機能に関わる情報も得ることができます。

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聴覚

ミツバチは様々な音のシグナルを出すと共に、その音が肢部にあるセンサー器官で感じる事のできる基本的振動なのか、眼と首の間にある毛で感じる事の出来る音の波長なのかを識別することができます。ミツバチは音の長さ、強さ、 高低を「聴く毛」で識別する事が出来るという研究結果もあります。

女王バチが他のミツバチを止めたり、偵察隊のミツバチが分蜂のための出発を促したりなど、ミツバチはコミュニケーションに振動と音を利用します。

味覚

ミツバチの味覚器官は、舌、足関節、触覚にあります。甘味、塩味、酸味、苦味を感じることができますが、意外なことに甘味に関しては人間ほど繊細に感じ取ることができません。しかしそのおかげで、ミツバチは微弱な甘みを含んだ余分な水分は採取せず、わかりやすく甘みの強い花蜜だけを集めて巣へ運ぶため、この甘さの濃淡への感覚の鈍さは却って好都合と言えます。またミツバチが甘いと感じる事のできる糖分の類は全て栄養成分の一部なのです。さらに、ミツバチは人工的な甘味料には一切反応せず、採取することもありません。

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臭覚

ミツバチの臭覚器官は、触覚にあります。女王バチの健康状態や巣の飛行台に舞い降りてきたミツバチが同じ巣の仲間か、よそ者なのかなど、命に関わる重要な情報をミツバチは匂いでキャッチしているため、臭覚は彼らにとって特に重要なものです。また外勤組の働きバチは匂いで自分の巣を認識したり、似かよった色の花々の中から探している花を見つけ出したりもします。人間とミツバチの臭覚は、およそ同程度発達していますが、ミツバチのそれは、女王のフェロモンなど特に重要な匂いに対してより知覚が鋭いのが特徴です。


温感と感触

巣内部の気温調節、中でもとりわけ幼虫エリアの気温調節は、ミツバチたちの命にかかわるため極めて重要です。そのため、ミツバチたちは非常に正確な温度感覚を持っています。摂氏2度以内の温度差のある二つの異なる場所を、彼らは識別することができます。温感器官および湿度感知器官は触覚にあります。これによりミツバチは空中の湿度を感じ取ることができるため、例えば雨天時に巣にとどまるべきであるなどの決定をします。また、ハチミツの湿度も「計る」ことが出来るため、適正な湿度に達したベストタイミングで巣房に蓋をするなどの決定も行っています。

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電界、磁界の感知器官

ミツバチは、体の電荷の変化に従って異なる行動を取ることが確認されており、このことによりミツバチは電界変化の感知能力があると、研究者たちにより結論付けられています。ミツバチの皮膚の薄い部分が優れた導体となっているため、外部の電荷の変化に従って彼ら自身の電荷も容易に変化する仕組みとなっています。 実際に、ミツバチは落雷時や、巣が高電圧線の側に位置する場合などに、より攻撃的になることが判っており、電荷の変化はミツバチの行動に影響を与えるとされています。

また、ミツバチはコミュニケーションでも電荷を有効利用すると考えられています。一例として、ミツバチは蜜源である花の在り処を伝えるダンスを踊っている際に、交流電界を発生させています。また、ミツバチは磁界に人工的変化を加える実験において、常に磁界に一定方向に巣を作ることから、地球の磁界の方向も感知することができるとされています。磁界は彼らの方向感覚にも影響を与えていると考えられており、ミツバチは腹部前方に持っている磁性結晶で磁場を感知する仕組みとなっています。

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